【設計事務所と建設会社の違い】建物を依頼するならどっちがいい?

今回のコラムはズバリ、”設計事務所と建築会社の違い”について解説いたします!

本コラムを読んでいただければ長野県で工場を新設する際に、どこに相談すればいいのか明確になるかと思います。

そもそも建設会社と設計事務所の違いは?

建設会社と設計事務所では工場を新設する進め方が決定的に異なります。
詳しく解説いたします。

 

建設会社が行う工場新設の進め方

建設会社の場合、設計施工一貫方式で工場新設を進めます。
文字通り、設計業務と施工業務を一貫して建設会社が行います。

メリットとしては、設計業務と施工業務を同じ会社が行うのでスピード感があります。
しかし業務の範囲は広い分、各業務単位の費用が不明瞭な点が多くコストが割高になるケースが多いです。
その他にも工事中に追加費用の請求などが発生して、トラブルになるケースもございます。

とにかく、”短工期”で工場を新設したいのであればゼネコンなどの建設会社に依頼することをお勧めします。

 

設計事務所が行う工場新設の進め方

一方で設計事務所の場合、設計施工分離方式で工場新設を進めます。
文字通り、設計業務と施工業務を分離して工場の新設を進めます。
設計事務所が設計した図面を建設会社が施工します。

メリットとしては、コストを抑えられます。
設計事務所が作成した図面を施工できる複数の建設会社に声がけをして、その中で最もコストが安い+質が高い建設会社を選定します。
建設会社に頼んで起きる、増工事費の請求ですが設計事務所に頼む場合は発生しません。

しかし複数の建設会社の中から、見積もり金額も含めて様々な精査項目より施工会社を選定するためスピード感が落ちてしまいます。

とにかくスピード重視で工場を新設したい場合を除いては設計事務所に依頼する方がコスト面も安く、質の高い工場を作ることができます。

長野県の工場新設コストカット例

弊社がお手伝いを行い、コストカットした例をご紹介いたします。

 

長野県伊那市 工場新設事例

長野県伊那市で新設した工場ですが6社の建設会社に声をかけて施工会社を選定いたしました。

会社 工事価格(税抜)
A ¥285,000,000
B ¥288,000,000
C ¥290,000,000
D ¥298,800,000
E ¥315,000,000
F ¥369,000,000
   
差額 (¥84,000,000)
設計料 ¥14,300,000

6社の中でも価格差があります。
最大差額としては84.000.000円あります。

設計料を加えたとしても大きく金額に開きがあることが分かるかと思います。
こちらの案件はA社に施工を依頼して、工場新設をする際の費用は設計料も合わせて300,000,000円程でした。
追加費用も一切なしです。

仮にE社やF社に工場新設を希望している方が依頼した場合、建築費用だけで総費用を超えますし金額の透明性もかけます。

複数の建設会社に見積り書をとるのは基本的には必ず行った方がいいです。
ただ金額だけで施工会社を判断すると追加費用の発生や建物の質が悪いなどのトラブルも起こりやすいので、
金額面以外の項目なども入れて精査することが重要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
建設会社と設計事務所の違いについて今回は解説いたしました。

理想的な工場新設の進め方は、計画的に行い早い段階から設計事務所に依頼することです。
弊社は長野県において多くの工場新設事例があり、工場施工に強い建設会社ともつながっております。

お施主様自身で複数の建設会社に見積もりなどを依頼することも可能ですが、時間と労力がかかりますので
是非、設計事務所にお任せいただければと思います。

今回の内容をレポートにもまとめておりますので詳しくはご覧ください!

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